2人目の妊娠中、「上の子を抱っこしてあげたいけれど、お腹が張るのが心配…」そんな葛藤を感じていませんか?
ヒップシートは、腰で支えることで抱っこをラクにしてくれる便利アイテムですが、妊婦さんにとっては注意点もあります。
この記事では、妊娠時期ごとの使い方や安全に抱っこするコツ、そして代わりになるアイテムまで、やさしくわかりやすくまとめました。
体を大切にしながら、上の子とのスキンシップを楽しむためのヒントをお届けします。
「2人目妊娠中でも無理せず抱っこしたい」そんなママの気持ちに寄り添う内容です。
2人目妊娠中にヒップシートを使っても大丈夫?
おむつやおしりふきもすっきり収納
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① 妊娠中に抱っこがつらい理由とは
2人目を妊娠すると、お腹の赤ちゃんを守りながら上の子の抱っこも必要になる時期が訪れます。
「抱っこして〜」とせがまれるたびに、可愛いけれど体は悲鳴をあげてしまうこともありますよね。
妊娠中は腰や骨盤に負担がかかりやすく、特に中期以降は重心のバランスが崩れやすい時期です。
無理をして抱っこを続けると、腰痛やお腹の張りにつながることもあります。
そんなときに「少しでもラクに抱っこできる方法」として注目されているのが、ヒップシートです。
② 妊婦がヒップシートを使うときのリスクと注意点
ヒップシートは腰で子どもの体重を支えるため、一見すると妊婦さんにも優しそうに見えます。
ですが、お腹の膨らみが大きくなるにつれ、ベルト部分が圧迫を与えてしまうことがあります。
特にお腹の下あたりで固定するタイプは、血流を妨げるおそれがあるため注意が必要です。
また、長時間の使用は腰に負担をかけるため、短時間の抱っこにとどめるのが安全です。
「使いすぎない」「無理をしない」この2つを意識するだけでも、ずいぶん体は楽になりますよ。
③ 推奨する安全な使い方
妊娠中のヒップシート使用について「短時間・軽負担であればOK」
重要なのは、お腹や骨盤を圧迫しない位置でベルトを装着することです。
また、抱っこする高さをなるべく低めにして、上の子を“支える”感覚で使うのがポイントです。
疲れたらすぐに休憩し、決して我慢して使い続けないようにしましょう。
体を大切にしながら上の子とスキンシップを取る、それが一番大事なことです。
妊娠時期別:ヒップシートの使用ガイド
抱っこひもにも
\ボディバッグにもなる2way仕様/

① 妊娠初期にヒップシートを使うときのポイント
妊娠初期はまだお腹のふくらみが目立たないため、ヒップシートを使いやすい時期です。
ただし、妊娠初期は流産リスクが高いため、体に負担をかけすぎないことが大切です。
できるだけ短時間の使用にとどめ、重たい抱っこを避けるようにしましょう。
体調がすぐれない日は、抱っこをせずに座ってギュッとハグするだけでも上の子は安心します。
「抱っこできない自分を責めない」気持ちを大切にしてくださいね。
② 妊娠中期〜後期は避けた方がいい理由
お腹が大きくなる中期以降は、ヒップシートの使用は避けた方が安心です。
ベルトの位置がお腹に当たることで、胎児や血流に影響を与える可能性があります。
また、重心が前にずれてバランスを崩しやすくなるため、転倒リスクも高まります。
どうしても抱っこが必要なときは、イスやソファに座ってサポートしてもらうのがおすすめです。
家族に協力してもらいながら、無理のない育児スタイルを心がけましょう。
③ 代替アイテムでラクに抱っこする方法
ヒップシートが使えない時期は、抱っこ紐やベビーカーなど他のアイテムを上手に使いましょう。
たとえば、室内では「おんぶ紐」や「簡易スリング」で短時間の抱っこができます。
外出時は「ベビーカー+上の子の手つなぎ」で移動の負担を減らせます。
また、上の子を“お手伝い役”にして「ママと一緒に頑張ろうね」と声かけするのも効果的です。
無理をせず、家族みんなで助け合える環境をつくりましょう。
体への負担を軽くするヒップシートの正しい使い方
ヒップシートにもなる多機能デザイン
\お出かけがぐっと快適になります/

① 腰・骨盤への負担を減らす装着方法
ヒップシートを装着する際は、ベルトをお腹の下ではなく腰骨のあたりで固定するのが理想です。
体にフィットしすぎると圧迫されるので、少しゆとりを持たせましょう。
抱っこする際は、なるべく背筋を伸ばして姿勢を保つよう意識してください。
片側だけで抱っこを続けると腰に負担が偏るため、左右交互に抱くのがおすすめです。
「姿勢を整える」だけで、抱っこの疲れがぐっと軽く感じられます。
② 骨盤ベルトやサポーターとの併用テクニック
妊娠中の腰痛がつらい場合は、骨盤ベルトを併用してヒップシートを使うのも一つの方法です。
ただし、両方をきつく締めすぎると血流が悪くなるため、適度なゆるさを意識しましょう。
骨盤サポーターは腰の安定感を高め、ヒップシートの負担を軽減してくれます。
使用する前に鏡で姿勢をチェックし、体がまっすぐになっているか確認してください。
「守りながら使う」という意識が、ママの体を一番に守ります。
③ 長時間抱っこを避けるコツと代替行動
抱っこ時間が長くなると、どんな道具を使っても体への負担は増えてしまいます。
短時間で済むように「お話タイム」「絵本タイム」など、スキンシップを抱っこ以外に置き換える工夫も大切です。
外出時は、休憩をこまめに取りながら行動するようにしましょう。
「今日はちょっと抱っこできないけど、いっぱい遊ぼうね」と声をかけるだけで、上の子の気持ちは落ち着きます。
ママが笑顔でいられることが、子どもにとって一番の安心です。
2人目育児をラクにする!おすすめヒップシート3選
① 妊婦でも使いやすい軽量タイプ
腰への負担を軽減する設計で
\抱っこが快適になるヒップシートです/

体への負担を減らすなら、まずは軽さ重視のヒップシートがおすすめです。
特に「ポルバン アドバンス」は軽量で、お腹を圧迫しにくい作りが人気です。
家の中での短時間抱っこにも向いており、妊娠初期でも使いやすいモデルです。
ベルト部分にクッション性があるので、腰に食い込みにくいのも嬉しいポイント。
軽くて柔らかい素材を選ぶと、妊婦さんの体にも優しいですよ。
② パパと共用できる安定タイプ
新生児から長く使える人気モデル
\前向き抱っこもおんぶもこれ一台です/

妊娠中はパパのサポートも大きな助けになります。
「ベビービョルン ワンKAI Air」などはパパと共用できるデザインで、安定感も抜群です。
肩や腰への負担を分散してくれる構造なので、妊娠中のママが少し支えるだけで安心して使えます。
家族で協力しながら育児を楽しむスタイルにぴったりです。
抱っこも「家族の時間」として、分かち合えるようになります。
③ 腰痛持ちママに優しいサポートタイプ
新生児から4歳ごろまで使える設計
\成長に合わせて長く愛用できます/

腰痛がある妊婦さんには、腰ベルトが幅広く支えるタイプがおすすめです。
「ミアミリー ヒップスタープラス」は人間工学に基づいた設計で、腰をしっかりサポートしてくれます。
お腹を圧迫しにくいカーブ構造なので、妊娠初期〜中期の使用に適しています。
また、赤ちゃんを支える台座部分が安定しているため、短時間の抱っこにも安心です。
自分の体に合った形を選ぶことが、長く使えるポイントになります。
上の子との関わり方と心のケア
① 「抱っこできない罪悪感」をやわらげる方法
妊娠中は「抱っこしてあげられない自分」を責めてしまうママも少なくありません。
でも、ママの愛情は抱っこの回数ではなく、声やまなざしからも伝わります。
「ママはいつも大好きだよ」と伝えるだけで、上の子の心は満たされます。
少し距離ができても、気持ちがつながっていることを大切にしてください。
完璧でなくても、ママが笑顔でいることが一番の安心です。
② 上の子が安心できる声かけのコツ
上の子はママの変化に敏感です。
「赤ちゃんがいるから抱っこできない」ではなく、「ママの体を大切にしたいからね」と優しく伝えましょう。
一緒に座って絵本を読んだり、手をつないでお話しするだけでも満足感が得られます。
ママができる範囲でのスキンシップを工夫すると、上の子も安心します。
気持ちを共有することが、兄弟愛の第一歩になります。
③ 家族みんなで乗り越える2人目妊娠期の過ごし方
2人目の妊娠は、家族全員が新しい生活への準備をする期間でもあります。
パパや祖父母にも協力をお願いし、ママが無理をしない環境を整えることが大切です。
上の子にも「ママを助けてくれてありがとう」と伝えて、自信を育てましょう。
家族で協力しながら過ごす時間は、絆をより深くしてくれます。
頑張りすぎず、できることを少しずつで大丈夫です。
まとめ:2人目妊娠中にヒップシートは使っていい?
2人目の妊娠中は、上の子の気持ちにも寄り添いながら、自分の体を守るという難しいバランスが求められます。
ヒップシートは便利なアイテムですが、妊娠中は「無理せず」「短時間」での使用を心がけることが大切です。
大切なのは、抱っこの回数ではなく、上の子と笑い合う時間や安心できる言葉を届けること。
少しの工夫とサポートで、ママの体も心もずっと軽くなります。
どうか頑張りすぎず、あなたのペースで2人目妊娠期を過ごしてくださいね。

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